●【活用事例】 株式会社離合社様
詳細な情報提供で新たな市場を拡大
ホームページからの製品問合せ"十数倍増加"で売上げ貢献
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株式会社離合社（さいたま事業所）
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●インターネットへの期待についてお聞かせください
当社は、粘度計、残留塩素・水質試験器、環境測定器、比色計等の科学機器の製造・販売を行っています。初代社長の村橋次郎が、日本の化学教育の草創期に教育者として、また薬剤官、内務省衛生試験所長を歴任する傍ら、国内では手に入れ難い研究機材や薬品を入手する目的で明治11年（1879年）東京銀座３丁目に輸入商社「離合舎」を創設しました。わが国最初の化学書「舎密開宗」の中で化合と分離を「離合」と呼称したのが社名の由来と言われています。120余年に及ぶ歴史の中で培われたテクノロジーで、常に時代時代のニーズに応えて先進の試験、調査機器を提供し続け、現場のニーズに合わせて常に工業的に実用的に評価測定できる試験機器として石油製品、高分子化学製品をはじめ、食品、化粧品、医薬品など、そのフィールドは多岐に広がりつつあります。また、環境調査や海洋調査の分野でも無限の可能性を求め、常に新しい領域を拓いています。
この新しい市場分野を開拓していく為に、インターネットは大きな貢献をもたらしてくれると考えています。今や、何か困ったら、未知の情報を入手する時には Yahoo等の検索で探し、ホームページから必要な情報を入手する事はあたりまえになりました。当社は特定の市場分野ではご存知のお客様が多いのですが、今まであまりお取引のない市場で当社製品がお役に立つ可能性もまだまだたくさんあります。ですから、当社を知らないお客様にホームページで離合社を知ってもらえれば、新たな分野が開拓していけると確信しています。
●ホームページをどのように工夫していますか？
当社のホームページでは、製品情報を詳しく紹介するとともに、技術的な詳細情報もＱ＆Ａコーナーを設けてご提供しています。現在のホームページは最近リニューアルしたのですが、以前の会社案内的なホームページの時よりもアクセスが増え、お問合せが十数倍になり、売上げに貢献するようになりました。これは、お客様に関心を持っていただけるよう、詳細な情報提供をするようにした効果だと思っています。会社案内だけを見て、具体的なお問合せをしていただけるはずはないでしょうから。「＠まねき猫」はエクセルでホームページが簡単にメンテナンスできますし、お問合せの自動データベース化ができますので、お客様に最新の詳細な情報をご提供でき、対応のもれなく、お問合せを営業活動に活かせています。
●新しい市場分野拡大の具体例をお聞かせください
ホームページに特に重点的に掲載している製品に「残留塩素・水質試験器」があります。日本で最初にDPD法による水質測定システムを取り入れ、全国の水道関係各自治体に向けて普及活動を行って来たのが幣社で、これまで漏水判別キット、残留塩素測定キット等を全国各自治体に販売してきました。
検索エンジンで当社のホームページが上位ランクされるようになってから、「残留塩素・水質試験器」のお問合せが想定していなかった市場から多く入るようになり、新規のお取引につながりました。私たちが考えていたインターネット経由での異なる市場分野の拡大がまさしく実現してきたわけです。
営業マンが少ない中で、当社の製品がお役に立つ市場をインターネットが広げてくれたことは、大変に価値があることだと思っています。これからもより詳細な情報をタイムリーに発信して、広く世の中のお役に立ちたいと考えています。
